ジャパン モビリティ ショー

いすゞ

CNソリューション

いすゞグループが描くカーボンニュートラル(CN)な世界について、①いすゞ環境長期ビジョン2050、②工場内でのCNの取り組み、③未来社会とCN車両の取り組み、④CN燃料への取り組み――の4つでご紹介します。最先端の工場設備やリースアップ車両を再生するリマニ技術、外部との共同研究を通じた各種CN燃料車両の性能実証試験、電気自動車(BEV)の開発と導入・運行に貢献するソリューションの提供、さらには燃料電池自動車(FCEV)の研究開発など、いすゞグループの現在と未来における選べるCNの取り組みを、アニメーションやタッチセンサーで楽しみながら体感できます。
  • ソリューション展示
  • ソリューション展示

GIGA FUEL CELL

いすゞと本田技研工業株式会社(以下「Honda」)が2020年1月に共同研究契約を締結して以来、両社の技術や知見を注ぎ、開発してきた燃料電池(FC)大型トラックで、今回が初の一般公開となります。いすゞが車両の大型トラック「ギガ」を、HondaがパワートレーンのFCをそれぞれ提供。両社は、高積載、長距離・長時間走行を前提とする大型トラックにおいては、CO2排出ゼロの水素を燃料とするFC技術が有効と考えています。今年度中にモニター車を使った公道実証実験を開始し、2027年には量産車両の市場への投入を目指しています。クリーンで低騒音・低振動なFC大型トラックを通じて、CN社会の実現を加速させます。
  • 参考出展
  • 車両
  • FCEV

ELF EV

「ELF EV」は、小型トラック「エルフ」シリーズのフルモデルチェンジに合わせ、いすゞ初の量産BEVとしてラインアップに加わりました。主力であるディーゼル車とプラットフォームを共通化することで、幅広い車型バリエーションを展開するとともにさまざまな架装にも対応。ディーゼル車の利便性を損なうことなく、BEVを導入することができます。海外にも順次展開予定で、世界中のお客さまのニーズに合わせ、多様な選択肢をご用意しました。初代エルフの発売から60年余り。CN社会の実現を目指して、このELF EVで「運ぶ」の新たな未来に向けた第一歩を踏み出します。
  • 市販車(品)
  • 車両
  • BEV

EVision

ELF EVの発売に合わせ、①商用BEVの導入検討のサポート、②導入課題の解決、③CO2排出量削減効果の定量化、④さらなる改善提案――を通じて、お客様のCN実現をサポートするトータルソリューションプログラム「EVision(イービジョン)」の提供を開始しました。現在の運行状況をもとに、BEV導入の実現可能性、充電器の選定、充電マネジメント、電力プラン、CO2削減効果などをシミュレーション。お客さまにとって最適なBEV運用策をご提案するとともに、これらのPDCAサイクルを通じて、車両にとどまらないCN戦略の立案を強力にサポートします。
  • トータルソリューションプログラム
  • トータルソリューションプログラム

ELFmio

新型「エルフ」シリーズに加わる予定の「ELFmio」は、普通自動車免許で運転できる小型トラックです。高齢化や担い手の減少を背景とするドライバー不足に対して、ドライバーの裾野を広げるべく、いすゞが示す一つの提案です。クラスナンバーワンの居住空間、体格に合わせたドライビングポジション、取り回しの良い回転半径。乗用車のような運転感覚と軽快な乗り心地で、老若男女問わず運転しやすいトラックを提供します。
  • 参考出展
  • 車両
  • ICE (ディーゼル)

Quon GW 6×4

重量物輸送の常識を塗り替えるフラッグシップモデルです。パワフルでありながら省燃費。専用12段電子制御式オートマチックトランスミッション「ESCOT-Ⅶ」と運転支援機能「UDアクティブステアリング」による高い運転性能、そして国産車で唯一採用されている総輪ディスクブレーキなどによる制動力。さらに、快適な居住性を備えます。人にも積荷にもやさしい大型けん引車は、ドライバーの誇りとともに社会インフラを支えます。
  • 市販車(品)
  • 車両
  • ICE (ディーゼル)

Quester GWE 6×4

欧州連合(EU)が定める排出ガス規制「ユーロ5」に準拠した新興国専用の大型けん引車。新興国における工業化と経済成長に伴って各国で大気汚染が深刻化する中、環境負荷低減を念頭に、尿素選択還元型触媒システム(SCR)技術を搭載しました。クエスター発売から10年。現在、約50ヶ国で社会インフラを支えています。
  • 市販車(品)
  • 車両
  • ICE (ディーゼル)

自動運転技術(展示車両:Fujin)

いすゞグループは、人々が安全で安心して暮らせる、希望にあふれた未来の創造を目指して、自動運転の開発を進めています。特定ルートを運行するバスや工場内の指定箇所で走行するトラックなど、進化する自動運転技術や、自動運転を通じて人と車両が協働する世界をお伝えします。ブースでは、いすゞグループにおける自動運転の取り組みの一例として、実証試験車両の一つである「Fujin(風神)」を展示します。
  • 参考出展
  • ソリューション展示

安全運転支援技術

重量が重く、車体の大きなトラック・バスは、ひとたび事故が発生すると、一般的な乗用車よりも被害が大きくなるリスクを常に抱えています。いすゞグループは、運行前から運転中のあらゆるフェーズにおいて、交通死亡事故ゼロを目指した技術開発を行っています。ドライバーの負担軽減や事故発生防止のための「アクティブセーフティ(予防安全)」や万が一の事故発生時の乗員・歩行者の安全を確保するための「パッシブセーフティ(衝突安全)」など、最先端の安全運転支援技術をご紹介します。
  • 安全運転支援技術
  • ソリューション展示

ERGA EV

CN社会の実現のため、いすゞが開発したBEVフルフラット路線バスです。BEV化によるレイアウトの自由度を生かし、フロアのフルフラット化を実現。ディーゼルエンジン搭載の従来のノンステップバスと同等の乗降性に加え、車室内後部の段差をなくすことで、車内移動のバリアフリー化を図りました。さらにスムーズな加減速、低振動かつ低騒音で安全性と快適性を大幅に向上させました。環境面への貢献だけでなく、未来の公共交通を体現する車両として、2024年度中の発売を目指しています。
  • 参考出展
  • 車両
  • BEV

EVision Cycle Concept

CNの新たな選択肢として、いすゞが提案するバッテリー交換式ソリューション。環境省が公募するバッテリー交換式EVトラックの委託事業※への参画などを通じて得たノウハウを活用しています。充電によるダウンタイムが課題であるBEVにおいて、本ソリューションは充電済みのバッテリーと素早く交換できるため、効率的な稼働を実現します。さらに、車両とバッテリーを分離運用することで、トラック間でのバッテリーシェアによる資源の有効活用や再生可能エネルギーの活用などさまざまな社会課題の解決が期待できます。

※「バッテリー交換式EV開発及び再エネ活用の組み合わせによるセクターカップリング実証事業」(令和3年度~)
  • 参考出展
  • ソリューション展示